戻る

【ハンク・ウィリアムズ】

★1923年アメリカ生まれのカントリー・シンガー。多くのヒット曲を送り出し、ボブ・ディラン、カーペンターズ、レオン・ラッセル、ブライアン・セッツァー、レッド・ホット・チリペッパーズ、ノラ・ジョーンズ、レイ・チャールズ、ルイ・アームストロングなど多くのアーティスト達が曲をカバーしている。

★ジョンは15歳の頃にハンクのものまねをすることから始めたと語り、ジョージは父親がアメリカから買ってきたハンクのレコードをよく聴き、ギターを始めたきっかけとなったそうである。またカントリー好きのリンゴもハンクについて語っている。

【ロニー・ドネガン】

★イギリス、グラスゴー生まれ。

★ビートルズのみならずローリング・ストーンズのメンバーやエリック・クラプトンなどもロネガンを始めとするスキッフルから影響を受けたと発言している。

★1956年、イギリスでスキッフル・ブームが起こるきっかけを作った曲「Rock Island Line」をリリースした。

★1964年、ビートルズが世界的な名声を得るようになり、ビートルズのメンバーがドネガンからの影響を語るようになると、「King Of Skiffle」と呼ばれるようになった。

★ドネガンのコメント、、、「大昔からイギリスでは、音楽は上流階級のものとされていた。そして音楽をやるためにはそれ相応の教育を受けなければならなかった。しかし、わたしがたった3つのコードで登場したとき、若者たちは「あいつに出来るなら俺でもできるさ」と思ってくれたんだ。ここから若者たちの音楽が始まったんだよ。」

★ポール、、、「ヒットチャート1位の曲で最初に真剣に聴いたのがドネガンの曲だった。ボクたちは熱心に彼のレコードを聴いて研究したよ。そしてみんなスキッフルのバンドに入りたくてギターを習ったんだ。彼の影響でね。」

【ジョー・ターナー】

★アメリカ、カンサス・シティ生まれ

★50年代に「Honey Hush」「Shake Rattle And Roll」などのヒット曲を送り出す。

★ポールが「Honey Hush」をカバー、ビートルズはデビュー前のステージ・レパートリーとして「Shake Rattle And Roll」があった。

【レイ・チャールズ】

★1930年9月23日、アメリカ、ジョージア州生まれ。2004年6月10日没。

★歌手、作曲家、ピアニスト。ソウル・ミュージックの創設者とも言われ、多くのヒット曲を世に送り出し、多くのミュージシャンに多大な影響を与えた。

★デビュー前のビートルズはレイの「Hallelujah I Love Her So」のエディ・コクランのバージョンをカバーしてレパートリーにしていた。ゲット・バック・セッションでは「Don't Let The Sun Catch You Crying」をセッションしている。

★ポールは「Don't Let The Sun Catch You Crying」を1989年のワールド・ツアーのなかの12月9日に行われたモントリオール公演で披露し、ライヴ・アルバム「Trpping The Live Fantastic」に収録している。

「Don't Let The Sun Catch You Crying」はハンブルグ時代に、ステージでギターのトラブルで使用不能になった時に、ポールがピアノで歌っていた曲である。

★「Back In The U.S.S.R.」の歌詞の中の一節「georgia on my mind」というのは、邦題「わが心のジョージア」というレイのビルボード誌チャートNo.1ヒット曲で、ジョージア州の州歌にもなっている。

★ジョージは「Something」を作曲しているときにレイを思い浮かべながら書いたそうだが、頭の中でレイが歌っているのが聞こえたと語っている。

inserted by FC2 system