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【レコーディング日】

★1966年11月24日(Strawberry Fields Forever)~1967年11月2日(Hello Good Bye)

【発売日】

★1967年11月27日

【チャート状況】

★英国オフィシャル・チャート(シングル盤)1968年1月2~16日3週連続2位(1位はHello Good Bye)、英国メロディ・メーカー誌1967年12月16日~11週連続1位、英国NME誌シングル盤チャート1967年12月30日~2週連続2位(1位Hello Good Bye)、アメリカ・ビルボード誌1968年1月6日~8週連続1位

【収録曲】

(1) Magical Mystery Tour マジカル・ミステリー・ツアー

(2) The Fool On The Hill フール・オン・ザ・ヒル

(3) Flying フライング

(4) Blue Jay Way ブルー・ジェイ・ウェイ

(5) Your Mother Should Know ユア・マザー・シュッド・ノウ

(6) I Am The Walrus アイ・アム・ザ・ウォルラス

(7) Hello Good Bye ハロー・グッドバイ

(8) Strawberry Fields Forever ストロベリー・フィールズ・フォーエバー

(9) Penny Lane ペニー・レーン

(10) Baby You're A Rich Man ベイビー・ユア・ア・リッチ・マン

(11) All You Need Is Love オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ(愛こそはすべて)

【アルバムジャケット】

★手前で両手を広げているセイウチがジョン。後方、向かって左のカバがポール。中央のウサギがジョージで、右側のオウムがリンゴ。

★見開きには24ページのストーリー・ブックレットが付属している。監修したのはポールで、イラストはファンクラブの機関紙「ビートルズ・マンスリー」のイラストを担当しているボブ・ギブソン。

【エピソード】

★英国でのオリジナル盤は「EP2枚組」という変則的な形でのリリースであったが、アメリカでは1967年のシングル曲を加えて1枚のアルバムにした方が合理的で扱いやすいとのアメリカ側の考えから「LP盤」としてリリースされた。

★全部の英国オリジナル・アルバムがCD化された際、「2枚組EP」「1967年のシングル盤」の扱いを検討したときに「アメリカ盤」の有用性が評価されて、「オリジナル盤」としてシリーズに加えられた。

【コメント】

★ジョン、、、「オレの好きなアルバムのひとつだ。とても変なところがいい。I Am The Walrusも気に入っている。100年経っても楽しめるようなものが、ちょこちょこ入っているからさ。」

★NME誌、、、「ビートルズがまたやった。キャンバスの上に美しい音でポップ・ミュージックを限界まで引き伸ばした。信じられないほどファンタスティックで、4人の音楽魔法使いはその手で私たちをハッピー・トリップへと誘い、不思議の国のアリスの世界に導いてくれる。彼らの魔法が掛けられ、Sgt. Pepper~からさらに素晴らしい不思議に国へと向かっている。」

★メロディ・メーカー誌、、、「彼らはまたやってくれた。世界中の他のどんなポップ・グループも真似のできない6曲は独創性やポピュラーさを融合して見せた。」

【英国オリジナル2枚組EP盤】

★1967年12月8日発売

★レコード盤の大きさはシングル盤と同じ。日本は33回転だがイギリスは45回転で音質が良い。曲の長さにもよるが片面に2曲収録できた。

★当初はLP盤サイズで、回転数はシングル盤と同じ45回転で製作する案もあった。

★1967年12月16日をもってレコード・リテイラーがEPチャートの集計をやめてしまったため、何とシングル盤としての扱いになった。そして不幸にもシングル「Hello Goodbye」が1位に君臨していたために2位となってしまった。

★1992年9月23日に再発売された。

★2012年10月8日、公開45周年を記念してマスター・フィルムをレストアして、ブルーレイ&DVDのボックス・セットが発売された時には、復刻盤としてEP盤がセットに含まれた。

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