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【シルク・ドゥ・ソレイユ Love】

【エピソード】

★2007年6月、「Love」上演1周年を祝う意味で、ポール、リンゴ、ヨーコ、オリヴィアの4人がCNNの人気トーク番組「ラリー・キング・ライブ」に出演した。

【コメント】

★ラリー・キング・ライブでの発言。ポール、、、ショーの計画を打ち明けられたときについて聞かれ「ジョージに連れられてラスベガスに観に来たんだ。そう、彼はシルクのやることが好きだったんだ。それでボクもシルクを好きになった。それからビートルズとシルクが一緒にショーをやろうかという話が出た。ボクはビートルズがスピルバーグの映画に出るようなものだ、凄いぞと思った。」、「ビートルズというあの4人の男の一員だったこと、僕たちはあの4人のうちの二人で、それはすばらしいことだ。」

★ラリー・キング・ライブでの発言。ポール、、、ビートルズを音楽的に特別にしたのは何か?他の人たちがやっていない何をしたのか?聞かれ、、、「それはボクにもわからないんだ。ただボクたちはよかった。ボクたち個人的にも才能はあったと思うけど、一緒になることで特別なことが起こった。ボクがジョンと曲を書き始めたとき、魔法のようなことが育っていった。そしてボクたちは進歩していった。ボクたちはまた自信を持っていた。うぬぼれとは違う。自分達が優れていて、成功するだろうとわかっていた。どんな形で成功するとはわからなかったけど。当時人々に聞かれた。「あなたの曲はシナトラみたいなスタンダードになると思う?」と。ボクは「イエス」と答えた。そして彼らは「えーッ」と言った。それでボクは「本当さ」と言った。これは本当だよ、ただそう感じたんだ。」

★ラリー・キング・ライブでの発言。リンゴ、、、「今日はこれをやれて光栄です。でもこれが最高の喜びというわけではありません。なぜなら僕はこいつに(ジョージ)目の前にいてほしかったからです。ジョージはすばらしいミュージシャンで僕の親友でした。僕は彼が大好きで、彼を恋しく思っています。そして彼が今どこにいようと、微笑んでいると確信しています。」「すごくエキサイティングなことは、ほら僕たちは同世代の人たちが僕たちの音楽を知っているとおもうだろ?ところが実際は多くの若者がビートルズの音楽を知っているんだ。そして僕たちが何かを残したとすれば、本当に良い音楽を残したってことさ。それが重要なところで、モップトップとかじゃない。」

★ヨーコ、、、「(Loveのショーでいちばん好きなシーン)「Lucu In The Sky With Diamonds」なんていいじゃないですか、すごく。それからもちろん「All You Need Is Love」も。ジョンの曲は時代を飛び越えてるわよね。」

★ラリー・キング・ライブでの発言。ヨーコ、、、「本当に胸がいっぱいです。1年もしたら少し落ち着くと思ったのに、それどころか、どんどんエキサイティングになっています。こんなにエキサイティングなショーが今作られたことにとても驚きました。」。ジョンはどう思うかと聞かれ、ヨーコ、、、「最初ジョンはどう思うか少し心配でした。そして今はジョンはとても気に入っただろうと確信しています。」

★ヨーコのコメント、、、「ジョンは今日、もう一人の偉大な男性(ポールのこと)に紹介されたことを誇りに思っていることでしょう。」

★ラリー・キング・ライブでの発言。オリヴィア、、、「ジョージはこのショーをとても気に入ったと思います。私は彼がシルクが大好きだったことを知っていますから。ほら、シルクはとてもロマンチックでしょ。ジョージはとてもロマンチックな人。だから彼はそれをとても楽しんだでしょう。」

【アルバム Love】

【エピソード】

★日本では2006年12月4日付けのオリコン総合チャートで3位初登場(洋楽部門では1位)となった。アルバムのTOP10入り獲得数で洋楽アーティスト歴代単独トップとなった。通算で17作目のTOP10入り。また2003年12月1日付けの「Let It Be ,Naked」以来3年ぶり通算12作目のチャート1位を記録した。

★2006年11月19日、キャピトル東急ホテルでプロデューサーのジャイルズ・マーティン氏を迎えて試聴会が行われた。試聴会に先立って行われた会見でジャイルズはビートルズのプロジェクトに関わることができたことや、父親であるジョージ・マーティン氏と共同作業が出来たことを誇りに思うことなどを語った。

【コメント】

★ヨーコ、、、「(ジョンのデモ使用したStrawberry Fields Foreverを聴いて)あのデモがあることは知っていました。本当にあれはジョンらしい歌い方ですね。スタジオでレコーディングしたものは後でいろいろプロセスしてあるんですが、今度出したデモが本当のジョンですね。家で歌っているときの自然な歌い方ですね。」

★ポールのコメント、、、「音質は60年代にアビー・ロード・スタジオでビートルズが演奏したときのサウンドに非常に近くなっている。いつもボクは言っているんだけど、テクノロジーの利点のひとつがこういうことさ。僕たちが当時レコーディングしたときスタジオの中で「ヒス音」や「ハム音」は聞こえなかった。ノイズは、あの時代のレコーディング機材のせいなんだ。だから現代の機材でその雑音をきれいに取り除くと、当時スタジオの中で実際に聞こえていたサウンドに近づくってわけ。まったくすごいことだよね。」

★ポールのコメント、、、「ボクたちは出来るだけ、そしてジョージたちが欲する以上にあれこれ何でも試してくれるように頼んだんだ。」

★ジョージ・マーティンのコメント、、、「私たちはビートルズに依頼されて制作を始めました。まず最初に方向性を見つけることが重要でした。私たちはショーで使用される音楽はこのように聞こえるべきだというひとつの例として13分のテープを作りました。私たちはそれをポールとリンゴ、ヨーコとオリヴィアそれぞれに聞かせたのです。驚いたことに、そして嬉しいことに、彼ら全員そのテープを気に入ってくれたのです。すばらしい、この調子で続けてくれ、と彼らは言いました。」

★ジョージ・マーティンのコメント、、、「こんなことをすべきではなかったと非難するビートルズ・ファンはいるとは思いますが、そう多くはないでしょう。私たちはビートルズから正式に承認を得ています。いずれにせよ、私は人々がどう考えるか心配した事はありません。BBCが「A Day In The Life」を放送禁止にしたときもそうです。いちいちそういうことを気にしていると、何も冒険的なことはできないのです。私はこのアルバムで、ビートルズは生きている、現在進行形だということを示したかったのです。彼らの作品は博物館に展示されるようなものではないのだと。

★ジャイルズ・マーティンのコメント、、、「批判が起きた場合は、ボクは父の背後に隠れることができた。そのおかげで仕事がやりやすかった。さもなければアビー・ロード・スタジオに来てビートルズのテープに手を触れることなんて許されるはずがない。」

★ノエル・ギャラガーのコメント、、、「まったく退屈。5曲聴いただけでスイッチを切ったね。」

★リアム・ギャラガーのコメント、、、「もし、あなたがビートルズのアルバムをまだ持っていないのなら、「Love」は買わないほうがいいぜ。俺はこりごりだ。」

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