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【マンドリン】

★ポールのソロアルバム「Memory Almost Full」で使用されているマンドリンはイギリスの弦楽器ビルダーのポール・ハサウェイの製作したオーダーメイド品。

★ポールのために特別に作られたものではなく、ポールが立ち寄った楽器店で偶然に見つけて入手した。

【クロマチック・ハーモニカ】

★ブルース・ミュージシャンのデルバート・マクリントンによると、ファンの女の子が、ハンブルグから帰ってきたばかりの「ビートルズ」というバンドがとにかくすごいから一度聴いてみたら?と尋ねたという。しばらくして偶然にもナンバーワン・ヒット曲「Hey baby」のブルース・チャネルのハーモニカ・メンバーとしてツアーに同行中、ビートルズと同じステージに上ることとなった。「ジョンは俺達の楽屋にやってきて「Hey Babyをどうやって吹いているのか教えてくれ」と言ってきたんだ。2週間ほど、3回のショーで一緒になり、俺達はおしゃべりしたよ。後にジョンが「Hey Babyに影響を受けている」と言ってくれたよ。」

【クラヴィオライン】

【10月2日更新】★電子オルガンの一種で、単音しか出ないモノフォニックで、36鍵盤のオルガンである。

【10月2日更新】★ビートルズが使用する以前に、この楽器を使った有名な曲はデル・シャノンの「Runaway」(厳密には改造クラヴィオライン)、ザ・トルネードスの「Telstar」などがある。

【10月2日更新】★「Baby You're A Rich Man」のレコーディングはオリンピック・スタジオで行われており、このスタジオに置いてあったクラヴィオラインの音色を気に入ったジョンが使用を決めた。レコーディングでは半分のスピードで録られ通常スピードで再生されている。

【10月2日更新】★情報が少なかった昔には「鍵盤式バイオリン」と間違った認識をされており「クラバイオリン」という名称の説明もあった。現在では「クラヴィオリン」との記載も見られる。

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