【Do You Want To Know A Secret】
★マージーサイド州出身のシンガー、ビリー・Ｊ・クレイマーとバックバンドのダコタスのデビュー・シングル曲。
★1963年3月21日にEMIスタジオでジョージ・マーティンのプロデュースでレコーディングされた。
★シングルのＢ面もビートルズから提供された「I'll Be On My Way」である。
★レノン・マッカートニーの楽曲ということで、ヒットチャートはレコード・リテイラー誌で2位、NME誌では1位を記録している。
★ジョンはトイレの中でアコースティック・ギターを弾きながら、この曲のデモテープを録音してビリーに渡している。「音質が悪くてすまない。この建物の中で一番静かな場所がここなんだ。」というジョンのコメントの後にトイレの水を流した音が入っていた。
【I'll Be On My Way】
★ビリー・Ｊ・クレイマーとダコタスのデビュー・シングルのB面曲。
★クレジットはレノン・マッカートニーであるが実際はポールの作品である。
【One And One Is Two】
★1964年、ストレンジャーズ・ウィズ・マイク・シャノンがシングルとしてリリースするも全くヒットせず、チャートに登場することはなかった。
★元々はビリー・Ｊ・クレイマーに提供する予定だった。
★レノン・マッカートニー作品を提供されてリリースしていた「ザ・フォーモスト」もこの曲のリリースを検討していたが、「ポールがスタジオに来てOne And One Is Twoのベースを弾いたんだけど、曲があまりにも貧弱でどうすることもできなかった。」とリード・ギターのブライアン・オハラの言葉でもわかるとおりレコーディングはされなかった。
★ビートルズによる演奏は、1964年の1月にパリ公演のために滞在していたジョルジュサンク・ホテルで録られたデモテープが存在している。
★ジョンのコメント、、、「こんな曲をもらったら、ビリー・Ｊはもうおしまいだぜ。」